道具や装備について

自然の岩場でのクライミングでは、登る技術だけでなく、道具の準備も大切です。

講習内容や岩場によって必要な装備は変わりますが、基本となる道具は事前に確認しておきましょう。
お持ちでない道具がある場合や、何を選べばよいか分からない場合は、お申し込み時にご相談ください。

ロープなど一部の装備はこちらで用意する場合もありますが、講習内容によっては参加される方にご持参いただく道具があります。

基本の持ち物

クライミングシューズ

岩を登るための専用シューズです。
足に合っていることが大切ですが、あまりにきつすぎるものは痛みが強く、長時間の講習ではつらくなることがあります。

シングルピッチ、クラック、マルチピッチなど、登る内容によって使いやすいシューズは変わります。
お持ちのシューズで不安がある場合は、事前にご相談ください。

ハーネス

ロープを使うクライミングで身体に装着する装備です。
フリークライミング用のハーネスをご用意ください。

ハーネスは安全に関わる重要な道具です。
サイズが合っていないものや、用途に合わないものは危険につながる場合があります。
購入する際は、実際に装着して、身体に合うものを選ぶことをおすすめします。

ロープ

UIAAの規格に合うダイナミックロープで9mmから10mm。

ビレイデバイス・安全環付きカラビナ

ビレイや下降時に使用する道具です。
チューブ型のビレイデバイスを基本とし、安全環付きカラビナとセットで使用します。
ブレーキアシスト機能付きビレイデバイス(グリグリなど)も併用します。

講習内容によっては、ATCガイドなど、セカンドビレイに対応したビレイデバイスが必要になる場合があります。
マルチピッチ講習に参加される方は、事前に必要な装備をご確認ください。

ビレイグローブ

ビレイや懸垂下降の際に、手を保護するためのグローブです。
ロープ操作では摩擦が大きくなる場面があります。

クライミング用またはロープ操作に適した、指先まで覆われるタイプのものをおすすめします。

チョークバッグ

手の滑りを抑えるチョークを入れるためのバッグです。
腰に装着し、登る途中でチョークを使えるようにします。

使いやすさはもちろんですが、気に入ったものを選ぶのも楽しみのひとつです。

ヘルメット

落石や転倒時の衝撃から頭を守るための装備です。
マルチピッチや落石の危険がある岩場では必須となります。

それ以外の岩場でも、ヘルメットの着用をおすすめします。
特にリードクライミングでは、落下時に頭を打つ可能性もあるため、クライミング用のフィット感の良いものを選びましょう。

ザック

装備一式を入れて岩場まで歩くためのザックです。
講習内容や荷物量にもよりますが、40〜50リットル程度のザックがあると使いやすいです。

ロープはこちらで用意する場合もありますが、参加される方で分担して持っていただくことがあります。そのため、少し余裕のあるサイズをおすすめします。

雨具

クライミングは基本的に雨の日には行いませんが、山や岩場では急に天候が変わることがあります。
移動中や待機中の防寒にも使えるため、上下に分かれた登山用の雨具があると安心です。

防寒着

岩場は市街地よりも気温が低かったり、風が吹くと思った以上に寒く感じたりします。
季節に関係なく、羽織れるものを持っておくと安心です。

特に待ち時間が長くなる場合や、マルチピッチで行動時間が長い場合は、防寒対策をしっかり行いましょう。

ヘッドライト

帰りが遅くなった場合や、暗い時間帯に行動する可能性がある場合に必要です。
登山用のLEDヘッドライトをおすすめします。

マルチピッチや遠方の岩場では、念のため持参しておくと安心です。

飲み物・行動食

岩場では長時間行動することがあります。
飲み物と、すぐに食べられる行動食を持参してください。

水分は最低でも1L程度、夏場は1.5L以上を目安にすると安心です。
マルチピッチでは、持って登りやすいサイズのペットボトルなどが便利です。

トポ・ルート図

岩場やルートを確認するための資料です。
エリアによっては、トポがあるとルートの場所やグレード、注意点を確認しやすくなります。

必要な場合は、講習内容に応じてご案内します。

服装

動きやすくシンプルな服装がベストですが、少しはおしゃれな恰好も自己表現なので楽しんでください。
夏場やアプローチで汗をかく場合、着替えがあると快適です。
雨が心配な日や、遠方から電車で来られる方は、予備の服を用意しておくと安心です。

健康保険証・常備薬

万が一、怪我や体調不良で病院を受診する場合に備えて、健康保険証またはマイナンバーカードをお持ちください。

普段使用している薬がある方は、常備薬も忘れずにご持参ください。